| ドイツ旅行記 4日目 8月19日(月) 月曜日は日本と同じで多くの美術館や博物館がお休み。ちょっぴり残念と思いつつ、気分を 変え、ベルリンの街をブラブラすることに。今日も単独行動です。ベルリンは未だに再開発中で、 どこもかしこも工事してました。今日の目的はおみやげを買うこと。美術館や博物館を見てると つい、買いそびれるので。おみやげを買うのが旅の目的ではないけれど、行く前に相談に乗って くれたり、気をつけてねと声をかけてくれた人にはなにかお礼がしたいもの。あと、日本にいる家族にもね。 まず、ブランドショップが立ち並ぶクーダムへ。ツォー駅からクーダムへ行くときに目を引く建物が。 第2次世界大戦で破壊された姿のまま残されているカイザー・ヴィルヘルム記念教会です。教会のとんが り屋根は途中からありません。ここだけ、時が止まったよう。戦争とは?平和とは?その無残な姿で訴え
かけてくる。これを見て、原爆ドームを思い出す人もいるのでは。心に強く残る建物です。クーダムでは日本人に全然会わなかった。某ブランドショップを覗いたんだけど、そこにもいない。 チェルさんの話ではベルリンはそれほど観光地ではないらしい。日本人がよく訪れるロマンティック街道からも 離れてるからでしょうか。おかげでゆっくりできました。日本からのツアー客ってなんか慌しくないですか。 で、ツアー客と遭遇すると、慌しさに巻き込まれちゃうんですよね、気分的に。 せっかく、個人旅行してるんだから、ツアーでは味わえないゆとりを満喫したい。そういう点ではベルリンって おすすめです。 クーダムをブラブラして、ハードロックカフェのTシャツとゴールドファイルの小銭入れを買いました。 これで家族への義理は半分果たしたぞ。残るは父親。いっつも、悩むんだよね。 それから、ポツダム広場にUバーン(地下鉄)で移動。ポツダム広場は最先端のデザインの建物が立ち並ぶ人気スポット。 昼食を取り、ベルリンの壁のモニュメントを見ながら、ベルリン州議会方面へ。 州議会を過ぎたあたりから、向かい側にまたベルリンの壁が。先程の全面に絵の描かれたモニュメントと 異なり、そのままの姿。そびえ立っているのかと思いきや、案外、低い。それでも、ベルリン市民は越えることはで きなかった。街を壁に分断されてしまったベルリンの人たちはどんな気持ちだったのでしょう。 そして、壁の裏側にはテロのトポグラフィーという屋外展示があります。
2年前、ここの壁を見に来たんだけど、気づかなかった。もし、その時もあったなら、思いっきり見損ねたワケだ。
ここにはかつてナチスのゲシュタポ、SSの本部があったのだそうです。その時代のパネルが展示してあって、見学者は皆、熱心に見ていました。
ドイツ語も英語もよくわからないので、説明文が読めなかったのが残念だけど、こういったものを展示して、
二度と同じようなことをしないぞと感じさせようとしていたのではないでしょうか。月並みですが、そういうの
って大事だよね。そこから歩いてブランデンブルク門へ。日本でもお馴染みのブランデンブルク門は工事中。前回見てはいるけど、う〜ん。残念。工事中、上の馬車 と女神の像以外はすっぽりとシートに覆われていましたが、そのシートがね、しゃれっ気があっておもしろい。 遠くから見るとシートがかかっているかわからないような絵が一面に描かれていて、チェルさんの話によると、 たまに、変えられているそうなんだけど、私が見たときは門をサッカーのゴールに見立てた絵でした。
カーンがあそこを守ってたらとW杯を思い出さずにいられなかった。ブランデンブルク門のそばにスターバックスを発見。老舗のカフェが多いことで知られるウィーンに進出したとは聞いてたけど、 ドイツにもできたのね。ちらりと覗いたんですが、日本より高かった。でも、スイーツはずっと充実してました。 ブランデンブルク門から東に延びるウンター・デン・リンデンをお散歩気分で歩いて、ベルリン大聖堂へ。 中央に丸いドームのある立派な建物。ドーム部分に登れるのですが、前日のケルンの大聖堂の塔に登って、懲りてたので、 登りませんでした。それから、赤の市庁舎を見ながら、アレクサンダー広場へ。そこからUバーンに乗って、 ジャンダルメンマルクトという広場に向かいました。 二つの教会に挟まれている広場の街灯は昔のガス灯のような感じで、いい雰囲気。 鴎外が訪れた頃のベルリンはこんな感じだったのかな。と文学気分を味わってみました。 夜、友人たちとドイツ連邦議会議事堂、ブンデスタークへ行きました。日本で言うと国会議事堂なんですが、屋上にある ガラス張りのドームが大人気。30分くらいの入場待ちで、長い列ができてました。こんな列、ドイツでできるのは ノイシュバンシュタイン城くらいだと思ってた。入場は夜の10時までということで、夜景スポットとしても 人気があるようです。確かにいい眺め。ポツダム広場のライトアップされたソニーセンターの姿が富士山あるいは スペースマウンテンのようだということで盛りあがった。こんなとこで日本を思い出すとは思ってもみなかったです。 5日目 8月20日(火) 午前中は友人たちとポツダムに行くことになりました。ポツダムへはSバーン、日本でいうと都市近郊各駅停車みたい なので行くものだと思ってたら、遠くまで行く急行みたいなREでも行けることをチェルさんが教えてくれた。 それで行くと、時間短縮。 さて、新宮殿・サンスーシ宮殿を外から眺めたあと、ポツダム会議の会場になったツェツィリエンホーフ城へ。
舌噛みそうな名前。城っていうより大きなお屋敷って感じ。のどかな雰囲気で、とても重要な会議が開かれたトコとは
思えない。内部は会議が行われた当時のままになっていて、米・英・ソが使う部屋がキッチリ隔てられてたりして、
当時の複雑な国際関係や緊迫感が伝わってきます。ここは日本語の解説書を貸してもらえるので、助かる。友人たちと別れて、午後からはシャルロッテンブルク城へ。2年前訪れてハマった城です。内部は自由に見られるトコと ガイドツアーでしか見られないトコがあるんだけど、私がハマった部屋はガイドツアーでしか行けない。 その部屋というのは金の装飾と鏡張りの壁一面に中国や日本の皿などの磁器が飾られた部屋。スゴすぎて、声も出ない。 ホント、磁器だらけ。全部で2400個あるらしい。どうして、こんな飾り方するんだろう。普通、頭より高いトコに 割れモノってあんまり置きたくないと思わない?そういう感覚の人はたとえ落ちてこないとわかっていても、一時間、いや 30分もいたら、気、狂うかもね。でも、そのスゴさにハマった。ドイツの城や宮殿で東洋の磁器を見かけることもあるけど、 ここがダントツ!その他の部屋も豪華絢爛、目を見張ります。ガイドツアーはドイツ語だけど、日本語の解説書を貸してくれる。 2年前はガイドさんに英語でそう言われたんだけど、何言ってるかわからず、借り損ねた。もっと英語の勉強しとけばよかった。 ![]()
それから、ペルガモン博物館に行こうと思ったんだけど、時間が中途半端になったので、やめました。行ったからにはゆっくり
見たいし、どうしてもと言うほど興味がなかった。なので、また、クーダムに行ってお買い物。
いま、ベルリンの街のいたるトコに結構大きいクマの置きものが置いてあります。立ってるの、四つ足の、逆立ちしてるのとあって、
いろんな色でペインティングされてる。かわいいのもあれば、悪趣味なのもある。クーダムで見かけたのはチョー悪趣味だった。
ちゃんとテーマがあって、製作者、スポンサーの名前と一緒にテーマに沿った名前がプレートに刻まれてます。お気に入りの
クマ探すのも楽しいかもね。なんでクマかというとベルリンの名前の由来だから。市の紋章にもクマが描かれています。今日でベルリンの街ともお別れ。明日はローテンブルクに移動します。 ベルリンは一言で言うとおもしろい街。古いもの、最先端のもの、いろんなモノにめぐり会えます。 現在と過去を一緒にして街が生きてることを体感できます。見どころもいっぱい。 観光地化してないから、観光地特有の雰囲気に飽きたら、ぜひどうぞ。 |