旅行記
3日目 8月18日(日)
友人たちはサッカーの練習を見に、ドルトムントへ。建築を見るのが大好きな私は世界文化遺産に 登録されているアウグストゥスブルク城を見に、ブリュールへ行くことにしました。世界文化遺産とか 言われると見に行かずにはいられない。日本でも国宝に指定されてる建築を見に行くのが趣味なので。 絵画とか彫刻はひょっとしたら日本でも見られるかもしれないけど、建物は運べないから、絶対ハズせない

ブリュールに行くときに一つだけ不安が。駅を出てからの地図がない。しかし、 取り越し苦労でした。駅の目の前に立派な建物が。なんだ、これじゃん!建物の外観だけは 日本にいるときに世界文化遺産のHPで見ていたので、すぐ、わかりました。 四角い、横長(実際はコの字形)のヴァニラ色の建物は、とても、おいしそう(オイ)。

ガイドツアーの時間まで暇だった(というか、早く着きすぎた)ので、庭園をお散歩。 夏のドイツは家の窓辺や公園に花が咲いていて、とてもかわいらしいんです。 花と緑に囲まれた池越しに見る城は、ここまで来てよかったと思わせるものでした。

内部の見学はガイドツアーで。ドイツ語のガイドなので、何を言っているかわかりません。 こんなとこまで日本人は来ないから仕方ないよなぁと思っていたら、いたんですよ。日本の方が。 いや、いるもんだなあとか、自分も向こうにそう思われているのに違いないのに、思っちゃいました。 もっとも、こっちは一人で、一言も日本語を発していないので、日本人と思われたかビミョーですけど。 内部は向こうの城らしく、スタッコの白を基調とした、立体的な装飾が施されています。階段の間が大理石 でできていて、圧巻。部屋の天井を飾る絵に天使が多く描かれているのも特徴のよう。 天使グッズが売られていたので。全体的に女性的なかわいい印象を受けました。

ケルンまで戻り、昼ご飯を食べて、大聖堂へ。大聖堂も世界文化遺産。時間もあることだし、 157mある大聖堂の塔に登ってみよう。などと思った私がオロカだった。向こうの階段って螺旋階段なんですよね。昼ご飯に ビール飲んだことをチョット後悔。目が回る〜。幅が狭いのに一方通行ではないので、大変。 私のようなノロマがいると、後ろは渋滞。もちろん、途中で抜かしてもらいましたけど。 息はあがるし、足はガタガタ。しかも、暑いときている。途中でUターンしようと思ったほど。

しかし、生来、しぶとい性格なので、登り切っちゃいました。塔の上からはケルンの町が一望できます。 登ったはいいが、隣のビルが邪魔でした的なことにならないのがいい。高層ビルとかないもんね。 高層ビルにはビルの役目ってものがあるし、それはそれでいいんだけど、あの密閉空間と高速エレベ ーターに慣れない私には羨ましい限りです。

上からはライン川も見えます。ああ、あれがかの有名なライン川か。しっかし、水、濁ってませんか。 それに、なんとなく、水、多くないですかね。以上、ライン川を見た感想。前日に見たエルベ川のせいなのか、 本当に増水気味だったのか、気になるところ。

大聖堂の塔から無事に降りてきましたが、待ち合わせているデュッセルドルフに行くにはまだ早い。 駅の中に本屋があったなあ。ということで、本屋をブラブラ。ドイツでは日本の漫画・アニメが 流行中。ベルリン映画祭で「千と千尋の神隠し」が金熊賞を受賞したのは記憶に新しいところ。 前回の旅でも見かけたのですが、輪をかけて増えてました。ドラゴンボール ONE PIECE  スプリガン エックス なんと、絶愛 BRONZEまで。週間少年ジャンプをそのままドイツ語に したような雑誌(!?)も見かけた。今、思えばこの本屋が一番漫画の品揃えよかったなぁ。

ドイツでは一般的に日曜日はお店は閉まってます。飲食店と駅・空港内のお店はやってるけど。 なので、デュッセルドルフに着いてもやることなくて、駅の中をうろうろ。駅の中の施設は日本より 充実してます。食べ物を売っている売店はいくつもあるし、雑誌を売っている店は広い。 列車で移動する人にとってはとても便利。営業時間も長いです。

デュッセルドルフで友人たちと合流して、ベルリンへ。帰りは新幹線のようなICEに乗って、 ベルリン・ツォー駅まで乗り換えもなく、順調。ドイツにはいろんなおトク切符があります。 行きは週末の一日乗り放題切符(ICEなど特急には乗れない)で、帰りは時刻限定、夜ならIC Eにも安く乗れるよ切符で移動。正確な名称と金額を覚えてないんですが、相当、おトク。 (行きがWochenendticket、帰りがGuten-Abend-Ticketというそうです。そのまんま。 Wochenendticketは5人まで乗れて28ユーロ、Guten-Abend-Ticketはデュッセルドルフ〜ベルリン・ ツォー間、3人で132ユーロでした。)こういうのって、外国からの観光客だけでは わかりづらい。手配してくれたチェルさんに感謝しつつ、ベルリンに帰ってきました。

ICEの中で4人がけの席に座っていたんだけど、向かいにドイツ人の男性が座っていました。 彼は降りるとき、私に向かって「Gute Reise!(よい旅を)」と言ってくれました。 そういうのって、日本ではあまりないことだけど、なんだかイイよね。心があったかくなりました。